両親の人生を深く見てゆくと、たいていは、自分が非常に違った二人の人間の間に生まれたことに気がつく。彼らは世界観も興味も価値観も、まったく別なのである。その二人の間で育ったということは、何を意味しているのだろうか?両親が互いに異なった考え方を妥協させようとして生ずる争いを、私達は目にしてきた。子供だった私達は、この和解を自分流に理解していた。そしてこの個性的な二人の間で成長し、社会に出てゆく間に、二人の生き方を統合して、自分のものとしてきたのだ。 私達の課題は、両親の考え方を統合してよりすぐれたもの、より真実に近い生き方を示すものを作り出すことである。(P135)
幼い頃の家族の影響から、共時的な紆余曲折、行きづまりや誤り、成功などのすべてを通して、一体、自分は何を人々に伝える準備をしてきたのだろうか?もっと自由で霊的に生きる方法について、どんな真実を自分の経験に基づいて人に伝えることができるのだろうか?(P139)
一つ確実なことがある。自分の真実に焦点をあて続け、高いエネルギーを保ち続ければ、うれしいことに偶然の一致が頻繁に起こり始め、しかもそれまでよりもずっと意味のあるものになってゆくということである。(P141)
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