2012年1月2日月曜日

家族の姿を見て学ぶこと

大いなる自己の立場を自分で常に維持できるようになると、エネルギーの増加と自由の感覚はすぐに、次の疑問を投げかけてくる。自己防衛のために同じドラマをくり返していた人間が本当の自分ではないとしたら、一体、自分の人生とは何なのだろうか?自分は何をすべきなのだろうか?(P129)

子供の頃の家族体験で知らなければならないのは、次のことである。なぜ、自分はこの場所で、この人達の間に生まれてきたのだろうか?一体、自分は何を決めて生まれてきたのだろうか?(P130)

家族は私達が最初にこの世界はどんなものであり、自分は人間として何を期待されているのか、学ぶ場所である。(中略)つまり、私達は人生の最初の十年間を、両親の目を通して世界を見、また彼らの説明、感情的反応、創造性などをじっと見てすごしたのだ。このプ ロセスを通して、私達の最初の世界観が形作られていった。(中略)両親がどんな人間だったか、どのように世界を見ていたか、良く良く調べてみなければならない。そしてさらに大切なことは、彼らの実現した夢、実現しなかった夢が何であったかを深く探ることである。(P131)

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